鼻血

本日も朝シャワーを浴びている時鼻血が出た。会社でも鼻血が出た。
もう6月だけで20回以上鼻血が出ている。15分位で止まるし、出るのは大抵顔を洗っている時なので服が汚れたことはないのでさほど困っていない。きっと診察されたら「何でもないですよ。気にしないでおいて下さい。」とか言われちゃって、医者は心のなかで「たいしたこと無いのに土日に病院に来るなよ。こっちは急患相手で忙しいんだよ。」とか思われるんじゃないかなぁと、勝手に想像して病院に行きたくなかったのだが、周りの人(特に親)が心配するので病院へ行った。
土曜ということもあり混んでいるかと思ったがそうでもない。受付でどんな症状か事前問診票に○を付けていく。まず「鼻血」。せっかく病院に来たので6月に入ってから風邪っぽいのどの痛みや咳、熱、頭痛がないのに「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ」が多いのでそこにも○を付けておく。いつから?という項目は鼻血に関しては約半年前からだが、鼻炎らしき症状は主に春になってからで6月からが特にひどいと書きたいが、用紙にはそんなに詳しく書くスペース設けられていないのでやや困惑。書かずにそのままにしておく。診察時に言えばすむことだ。しかし、それならばこの事前問診票は意味のないものの様な気がしてくる。耳と鼻どっちを診察して欲しいか言えばいいんじゃないか?真剣に書く必要なんてないじゃないか。重病人はこんなの書けないし。
診察しょっぱな鼻にブシュっと霧状のものを入れられる。鼻炎スプレーみたいだ。つまりぎみだった鼻がスースーする。鼻炎症状に関しては「多分アレルギー性鼻炎ですね。症状はかなりつらいですか?でしたら薬を出しますけど。」と聞かれる。「そうでもないです。」と答える。薬をもらっても飲み忘れるだろう。結局何も進展しない。書かなきゃよかった。
「鼻血が出るのは右ですか?」自分から言ってないのに医者に当てられる。見てわかるらしい。「血管が切れやすいんですね。手術で治します。」とか言われる。これまで怪我や病気とは無縁だったので手術って何だよと思うが、手術とは言っても電気で焼くだけだそうな。麻酔をしみこませたガーゼを鼻に入れて10分ほど中待合室で待つ。待ってる間に血の混じった鼻水が垂れてくる。また鼻血が出ている。歯医者の麻酔みたいな感じで鼻から上唇にかけての感覚がしびれて無くなってきた頃に診察室に呼ばれた。ベッドに寝たりせず普通の椅子に腰掛ける。「電気なのでちょっとビリっとするかもしれません。」と言われるが、「ビリッ」よりは「チクッ」だ。針を刺されているみたいだ。実際鼻の中に針を刺したことは無いが不快な感じ。しかし、すぐ終わった。随分あっけないその割に請求金額は5000円。高い。5000円払う位ならずっと鼻血が出ていてもいいんじゃないかと思えてくる。
しかし、これで明日からはノー鼻血ライフ。のはず。