万引き

今日はめずらしく友人と会ってご飯を食べた。その後CDを買いに。大通り付近でご飯を食べたのだが、マイナスターズのPVを見て欲しかったのでステラプレイスのHMVまで連れていく。もう初回限定版のスリーブ付きが無くなり通常版が並べられている。そんな中なぜか携帯クリーナー付きCDが一枚残っていたので、友人に勧めたが買ってくれなかった。マイナスターズではなくスピッツのスーベニアを持ってレジへ。
ぼんやりと友人を待つ私。そのとき万引き防止のブザーが鳴り響いた。商品を持ってゲート近くを通ったときになっちゃっただけだろう・・・と思ってのんきに見てたら、ものすごい早さで駆けていく店員。本当の万引きか。でも、捕まるの?だって相手も必死に逃げてるんじゃないの?と思ってたら中学生くらいの男子を連れてさっきの店員は戻ってきた。捕まえたんだ。すげー。
ここから空想。きっとHMVには俊足を誇る店員さんが常時待機しているんだ。バイトシフトを組むときは休みが偏らないようにではなく、機動力が落ちないように足の速さを考慮してシフトを組む。面接の時、履歴書に「部活動では陸上部で短距離をやっていた」とか書いてある人から採用。休憩室には万引き捕獲数をグラフにした営業ノルマ表みたいなのが貼ってある。よくスーパーとかで休憩とかを隠語で「○番行って来ます」(○は適当な数字)とか言うが、ここでは万引き捕獲係は○番とかっていう隠語があるに違いない。
レジから戻ってきた友人に空想話をするが、「そのためだけに雇うわけないじゃん。だったら私が働きたいくらいだ。」と言われた。いやそうなんだけどね。私もわかってますよ。空想ですから。