アスパラとそれに伴う考察

私は缶詰のホワイトアスパラが好きだ。子供の頃は普通だったがいつの間にか好きになっていた。昔は一缶300円くらいしたが、今では中国からの輸入品が多いので100円で買える。「安い物が好き」だとかわいそうな人みたいで寂しい感じだが、「好きな物が安い」だとお得な感じで嬉しい。見方を変えるだけで幸せになれるものだ。
ある日の晩、食卓にホワイトアスパラがあった。いつもは私が缶詰を開けなければ誰も食べないのに既にある。普段は家に帰ってもダラダラしてなかなかご飯を食べないが、好きな物がある喜びですぐに座って食べた。おいしい。食事が終わってから会社の帰りに買い物してきたことを思い出した。買った物の入ったビニール袋を見る。ジンジャーエールとチートスとアイスクリーム。アイスを冷凍庫にしまうのを忘れていた自分に驚く。
どんだけアスパラが好きなんだよ!
すっかり溶けたアイスを冷凍庫に入れながらこんなんでよく会社に勤めて働いていられるな〜と思った。しみじみ。ここからわかる事はアスパラは私の好きな物ランキングのかなり上位に位置しているいう事。アイスはそれより劣るという事。健忘症の傾向が垣間見えるがそれは推測の域を出ず断定は出来ない。と思いたい。