押しボタンの意図するところ

通勤経路に押しボタン式信号機がある。いや、どこにでもあるけどこんな感じ。雪に埋もれてるけどそのへんは気にしない。

身障者用が左。普通タイプが右。
横断するのに時間がかかる人は左を押せば良い。この白い押しボタンを押すとエコーがかかったピロロロロロという音がする。宇宙っぽい。
問題は右。最近の押しボタンは中心の青いボタンに軽く触れるだけで作動する。表示も「ふれてください」。なぜ変えたんだろうと推測するにおそらく、稼働部が少ない方が故障が少ない(破損しないので設置後のメンテナンスが少なくて済む)と言う理由で導入したんだと思う。どちらかというとボタンを押すのは楽しいのに残念だ。
ボタンの変化についてはいいとして、本当に気になるのはこのボタンの表面の点字

写真ではわかりにくいかもしれないが点字が記されている。ご近所にこういうタイプの押しボタンがある方は確かめて欲しい。
点字って目の不自由な人のためにあるんでしょう。だったらここ渡る時、左の青信号長いボタンを押すんじゃないか?と思う。この点字に触れるのは点字を必要としない人だけ。それに先にも述べたがこのニュータイプのボタンは押すのではなく軽く触れるだけで作動するのだ。点字を確認する暇もない。
意味無いなぁと思いつつ毎日通り過ぎる。この点字が存在する意味を教えて欲しい。