台風

私の身の回りではちょっと強めの風雨程度で台風は過ぎていったようです。社内上層部では、「災害が起きればいいな」なんて言ってましたけど、どうも北海道は大災害にはならなかったようですね。
上記の発言に対して不謹慎な！と怒る方がもしかしたらいるかもしれませんが、台風によって被害を受ける人はできるだけいない方がいいと思ってますよ。多分。他人が不幸になるのが嬉しい訳ではないんです。おそらく。怪我とか死者は出なくてなおかつ被害は大きい方がいい。岩盤の崩落、火山の噴火、土砂崩れ、雪崩、高潮による橋脚の崩壊、等々の災害を受けると復旧工事しますよね。そこで仕事が発生するので「災害が起きればいいな」となった訳で。今以上に忙しくなるのは嫌なので、私は災害起きない方がいいと思っています。
極端なことを言うと医者は、病気や怪我の人が増えたらいいな〜とか思ったり、大怪我をしてもトカゲのように再生する研究が発表されないように願っているのかとなりますね。実際そんなこと思ってないだろうけど、なんでも治るなら医者は失業するな。早くそうなればいいのに。
といかこれ筒井康隆のショートショートにあったような気がする。喜国雅彦が漫画で書いていたかも。ある研究者がガンの特効薬を発明するんだけど、自分の奥さんがガンで死んで欲しいのでそれまで研究成果を発表できない。じゃあ奥さんが死んでからって事にするけど、他にも死んで欲しい人がいるのでいつまでたっても薬が発表されないという話。
私の思考なんて常に人からの借り物なのか。せっかく書いたのでとりあえず消さないでおこう。